よろず
「根拠のない自信とは、おそらく自分は他人から肯定的にみられているだろうというイメージのこと」 オードリーの若林正恭は本にそう書いていた。
天才にならなきゃならなかった。
ざまあみろと思いたかった。
上手くいきそうになったり、これでいけると思ったときに、いつの間にか自分に多大な被害や損失を生じさせる行動をしていた。
今までできていなかったことをやる。
今になって思えば。コミュニケーションというものが、わかっていなかった子供だった。
やりたいと思ったことをやりたいときにできる、ということが、一つの自由であり、幸せなんじゃないかと思う。それは豪勢な生活をしたい、という意味ではなく。 素直になる、ということは、それも含まれていると思った。
俺は「できる」人間ではない。「わかる」人間だ。「わかる」とは、「理解できる」という意味ではなく、感覚としてわかる、という意味。
俺は傍観者で、見せてくれよって思ってる。俺の心を動かしてくれるものを。そのためなら、できる限りのことをするからって。